
「ヤフオク!とメルカリ、私に向いているのはどっち?」
「要らないものを売って、少しでも家計の足しになれば・・・。」
主婦の皆さんが不用品を売ってお小遣いを稼ごうと考えた時、ヤフオク!とメルカリをイメージする方が多いのではないでしょうか?
「どっちも使えばいいのでは?」と思うかもしれませんが、実は同時に商品を出品することができません。
ヤフオク!とメルカリどちらかを選ぶ必要があります。
今回はヤフオク!とメルカリの違いに注目しました。
この記事を読めば、あなたが使うべきサービスはヤフオク!とメルカリ、どちらなのかがはっきり分かるはずです。
比較①販売手数料
販売手数料はヤフオク!とメルカリに違いはほぼありません。
取引するごとにかかる手数料ですから、できる限り安い方を選びたいですよね。
ヤフオク!は落札価格の8.64%、プレミアム会員以外は10%です。
ヤフオク!の8.64%という販売手数料は「Yahoo!プレミアム会員」だけに適用されます。
「Yahoo!プレミアム会員」は月額498円を支払うので、コストは手数料だけではないということを覚えておきましょう。
一方メルカリは販売価格の10%です。
特に条件などはなく、一律10%を支払います。
販売手数料に関してはヤフオク!とメルカリに大きな差はありません。
比較②利用者数
利用者数で言えば、メルカリのほうがヤフオク!よりも多いです。
利用者数が多ければ多いほど、売れるチャンスが高まると言えます。
2018年時点の利用者数はヤフオク!が1,880万人、メルカリでは1,778万人でした。
しかし、メルカリはスマホからの利用者数を伸ばし、2019年4月時点で2,200万人を突破しました。
ヤフオク!の利用者数はほぼ変わらないと見られており、2020年現在もメルカリユーザーが上回っていると考えられています。
スマホの操作が簡単なので、幅広いユーザーがメルカリアプリを使用しています。
利用者数=販売チャンスを考えると、メルカリを選んだほうが良いでしょう。
比較③ユーザー層
ヤフオク!のユーザー層は30代〜40代男性がメインで、メルカリは20代〜30代女性がメインです。
この違いから売れやすい商品が異なります。
ヤフオク!は男性向けの趣味(ホビー)商品、例えば
- カー(車)用品
- バイク
- カメラ
- ジャンク品
- PC・PC関連商品
- 腕時計
などがよく売れます。
年齢層は高めで、コレクターがアイテムを探していることもあり、ニッチなものも購入されるケースも。
一方メルカリでは女性向けファッション、例えば
- 洋服
- バッグ(ショップ袋)
- 靴
- アクセサリー
- コスメ(化粧品・メイク用品)
- 子供服
などがよく売れます。
他にも「えっ、こんなものまで?」と思うような商品も出品されています。
ペットボトルのキャップやどんぐりといった、子どもが授業で使うアイテムも比較的買い手が付きやすいです。
販売したいジャンルに合わせてプラットフォームを切り替えるのがおすすめです。
比較④価格
ヤフオク!もメルカリも買い手から価格交渉されます。
ただ、価格決定までの道のりが違います。
ヤフオク!はオークション形式のため、複数の希望購入者が販売価格を言い、一番高値を言った人に商品を売ります。
希少性の高い商品であれば、思った以上に高く売れることもあります。
なお、0円でスタートしても人気が無かった場合などは買い叩かれる危険性も秘めています。
一方メルカリは自身が売りたい価格を設定しますが、そこから「安くして欲しい」という値下げのやりとりが発生します。
値引きコメントが入ってから回答するまで、他のユーザーは極力買わないという雰囲気が流れています。
高く売れやすいのがヤフオク!、安くなってしまうのがメルカリと言えるでしょう。
比較⑤出品方法
出品の手軽さでは、メルカリのほうがヤフオク!より有利です。
何と言っても、スマートフォン一つで簡単に出品できるのが大きなメリットでしょう。
シンプルで分かりやすく、商品のバーコードを撮影すれば説明文・推奨販売価格・カテゴリなどが自動で入力されます。
メルカリなら5分もあれば出品は完了します。
また、やり取り・発送連絡・利益分の出金までをスマホで行えます。
ヤフオク!では商品を撮影した後にオプション設定など詳細を入力しなければいけません。
初心者には難しく、慣れるまでに時間がかかるでしょう。
家事・育児の合間に利用するには厳しいと感じるかもしれません。
スキマ時間にサクッとお小遣い稼ぎをしたいならメルカリが向いています。
まとめ
不用品でお小遣いを稼ぐなら、ヤフオク!とメルカリどちらがよいのでしょうか?
5つの観点から違いをまとめてみました。
- 比較①販売手数料→ほぼ変わらず
- 比較②利用者数→メルカリのほうが多い
- 比較③ユーザー層→ヤフオク!は男性・メルカリは女性
- 比較④価格→ヤフオク!のほうが高値で売れる可能性
- 比較⑤出品方法→メルカリのほうが簡単
あなたが何を重視するかによって向いているプラットフォームが異なります。
利益の高さを求めるならヤフオク!、始めやすさを求めるならメルカリを選びましょう。
忙しいママさんには、まずメルカリに出品するのをおすすめします。