
「333円」・「555円」・「777円」・「999円」。
メルカリの販売価格をゾロ目にしている出品者、よくいますよね。
実は、端数をつけることでグンと購入されやすくなるんです。
お得に感じさせたり、上位表示されたり、しかも手元に残るお金は変わりません。
今回はゾロ目の値段設定をおすすめする3つの理由を紹介します。
理由1.お得感を演出する
「シャルパンティエ効果」を知っていますか?
例えば、1,000円と999円。
1円しか変わらないのに、999円のほうがかなりお得に感じますよね。
これは実際の数字よりもイメージが先行し、「安い!」と条件反射してしまうのです。
特に1,000円と999円のように「大台」を意識させないための「大台割れ」は効果抜群。
スーパーやネット通販など、私たちの日常生活でよく目にする値段設定では、この「シャルパンティエ効果」がよく使われています。
ゾロ目価格は人間の心理をついているので、売れやすくなるのです。
理由2.安い順で上位表示される
メルカリでは検索結果の並べ替えができます。
- 「新しい順」
- 「おすすめ順」
- 「価格の安い順」
- 「価格の高い順」
- 「いいね!順」
節約派のママさんが選ぶのは「価格の安い順」でしょう。
同じ商品を出品していても、1,000円と999円では999円のほうが1円安いため上位表示されます。
たくさんの人の目に触れるため、結果的に販売機会が増えます。
とにかく安く買いたい人にアピールできるので、キリのいい数字よりもゾロ目がおすすめなのです。
理由3.売上金は変わらない
ゾロ目の良さは、メルカリユーザーは安く買えて、出品者の売上金は同額な点です。
「なぜ?」と疑問に思うかもしれません。
メルカリでは販売手数料が10%かかりますよね。
実際に計算してみましょう。
999円の場合、10%の手数料(99円)が引かれると900円。
1,000円の場合、10%の手数料(100円)が引かれると900円。
どちらも売上金は900円なのですが、販売価格は999円のほうが1円安くなります。
つまり、1円値下げしたところで出品者の利益は変わらないので、1円価格を下げて購入を後押しするほうが賢いと言えます。
まとめ
メルカリの販売価格、よく考えずに決めていませんか?
今回はゾロ目の値段設定をおすすめする3つの理由を紹介しました。
- 理由1.お得感を演出する
- 理由2.安い順で上位表示される
- 理由3.売上金は変わらない
売るチャンスをつかむために、ぜひゾロ目価格にしてみてください。