
「〇〇円で即決します。」
購入希望者からこのようなコメントをもらったものの、意味がよくわからない…と困っていませんか?
「即決」とは、「〇〇円まで下げてくれたら、すぐに買います。」という意味。
「即決したい」と言われたら、出品者はどうしたらいいのでしょうか?
今回はメルカリ出品者が知っておきたい独自ルール「即決」について紹介します。
即決は独自ルール、強制力はない
「即決」はメルカリユーザー間でできた独自ルール。
メルカリガイドでは「購入者側で価格を指定するような表現はしないで」と書かれています。
そのため「即決したい」と言われても断るのも自由。
逆に、プロフィールや商品説明文に「即決禁止」と書くのも、あまり意味がありません。
「即決」は独自ルールなので強制力はなく、出品者・購入者どちらも断っていいということを覚えておきましょう。
購入希望者は安く買いたいから「即決」を使う
「即決」は値下げ交渉の際に使われる言葉です。
「〇〇円まで下げてくれたら、すぐに買うんだけどなあ」と出品者を揺さぶっているのです。
出品者としてはこれから売れるかどうか予測できないので、「多少利益が減っても、買ってくれるならいいか…。」と思いますよね。
その心理をついて値下げ要求を行うのです。
もしも希望価格に下げてもいいようなら、対応してあげましょう。
もちろん、半額や40%引きなど大幅な値下げ交渉には対応しなくても大丈夫。
「少しでも安く買いたい」メルカリユーザーの気持ちが、「即決」を提案しているのです。
出品者は売れてほしいから「即決」を受け入れる
プロフィールや商品説明文に「即決OK」と書く出品者はどう思っているのでしょうか?
実は、「即決」は出品者にもメリットがあります。
メルカリユーザーの中には、値下げ交渉してきたのに買わない人もいます。
- 同じ商品でもっと安い出品を見つけたから
- 仕事中で忙しく、スマホを触れないから
- 気が変わって、欲しくなくなったから
連絡がないので、「この人は買うのかな?買わないのかな?」と悩みますよね。
「他に欲しい人がいたのに、やり取りを見て購入しなかった」パターンもあるでしょう。
「即決」をしない購入希望者に対応すると、売れないで終わる可能性も考えられます。
つまり出品者は「即決」の提案に乗れるのなら、乗ったほうがよいと言えるでしょう。
まとめ
今回はメルカリ出品者が知っておきたい独自ルール「即決」について紹介しました。
「〇〇円まで下げてくれたら、すぐに買います。」という値下げ交渉のフレーズです。
購入者としては「安く買いたい」、出品者としては「いま売りたい」心理がありますよね。
ただし、メルカリ公式ルールではなく、ユーザー間の独自ルール。
「即決したい」と言われたら、応じるも断るも自由ですよ。