「不動産投資」のメリット・デメリットとは?基礎知識を得よう

副業として人気を集めている「不動産投資」。

自己資金は少なくていいって、本当?

家賃収入ゼロって、あり得るの?

良い面も悪い面も知りたい。

という方のために、メリット・デメリットをまとめました。

魅力たっぷりの「不動産投資」を知れば、きっと始めたくなるでしょう。

不動産投資のメリット①不労所得

「不動産投資」は、ほぼ労力がかかりません。

賃貸管理会社に、様々な仕事を頼めるためです。

例えば、

  • 希望入居者の募集・内見
  • 住民の家賃集金・催促
  • 騒音やペットなどのクレーム対応

すべて、委託できます。

「不動産投資」であなたが行うことは、土地と物件を購入するだけなんです。

本業で忙しくても、体調を崩しても、定期的に収入があるんです。

つまり、「不労所得」ですね。

加えて、生命保険の代わりにもなるんです。

ほどんどの方は、融資(ローン)を利用して物件を買います。

その際、「団体信用生命保険」というものに加入できます。

あなたに万が一のことが発生した場合、残りのローン金額が保障されます。

遺された家族は返済しなくてもよいんです。

ですが、不動産資産と家賃収入はキープ出来ます。

パートナーや子どもを持つ方にとっては安心でしょう。

ご自身が働けなくなったときのことを考えるなら、「不動産投資」がイチオシなのです。

不動産投資のメリット②収益を増やしやすい

「不動産投資」は、「ミドルリスク・ミドルリターン」と言われています。

株やFXなどの投資は、利益・損失ともに大きいです。

「ハイリスク・ハイリターン」ですね。

一発逆転が狙える代わりに、どん底に落とされる可能性はあります。

しかし、「不動産投資」は他の方法に比べて、失敗しにくいと言われているんです。

まず、初期投資が少なく済むことが挙げられます。

金融機関から借り入れ可能なのです。

次に、収入は自らの行動である程度増やせます

不動産の購入時、管理中にも出来ることがあります。

  • 立地(都心部、駅近、コンビニやスーパーが徒歩圏内にある)
  • 物件(見た目、デザイナーズマンション、家賃)
  • 設備(バス・トイレ別、室内洗濯機、ペット可、間取り)

などをニーズに合わせて変えることで、住民は増えます。

資金が少なくても、収入はキープ出来るということですね。

「不動産投資」は、努力次第で収益を増やせるんです。

不動産投資のメリット③税金対策

「不動産投資」は節税にもなるんです。

始めてから1〜2年は、多くのお金が必要です。

運営に関わった費用であれば、必要経費になります。

  • 減価償却費
  • 固定資産税

なども計上します。

所得税の控除が受けられるパターンが多いんですよ。

相続する際は、相続税も圧縮されます。

現金と比較すると、不動産の評価額は3分の1から4分の1程度に。

「不動産投資」であれば、納めなければいけない所得税や住民税が減るんです。

不動産投資のデメリット①入金は遅い

「不動産投資」をスタートして、すぐに利益が発生するわけではありません。

情報集めから数えると、入金まで1年程度はかかると言われています。

  • 物件探し
  • 収支のシミュレーション
  • 購入申込み
  • ローン申請
  • 管理会社に委託

住民が暮らすことが決まれば、ようやく収入となります。

最短で収入を得たい場合は、都心のワンルームマンションがイチオシです。

比較的少額で始められ、入居者も決まりやすいです。

「不動産投資」は家賃収入のほかに、物件を売ることでもリターンを見込めます。

しかし売却益(キャピタルゲイン)を狙っていても、なかなか買い手が見つからないでしょう。

ポイントは、売買実績の多い仲介業者を選ぶことです。

管理中心な不動産会社よりは、迅速に買主と交渉してくれるでしょう。

「不動産投資」は長期間運営するものと知りましょう。

不動産投資のデメリット②住民次第

「不動産投資」と言えば家賃収入。

部屋などを希望者に貸し出し、リターンを回収します。

ということは、空室が多かったり、家賃遅延があったりすると、無収入です。

それぞれ対策方法はあります。

まずは満室にするために、需要が高い物件を選ぶこと。

最寄り駅から徒歩5分以内、オートロックやバス・トイレ別などの条件をクリアしましょう。

家賃を支払ってくれない人に対して、時間をかけるのは大変です。

管理会社と契約時に、賃料催促も含まれているかチェックします。

家賃保証会社を利用するのもひとつです。

「不動産投資」の利益を確保するために、優良入居者を集めましょう。

不動産投資のデメリット③物件の損壊

「不動産投資」ならではのリスクとして、 損壊・倒壊も忘れてはいけません。

経年劣化だけでなく、

  • 地震
  • 台風
  • 洪水
  • 火事

などの災害に遭う危険性もあります。

被害を最小限に抑えるためには、購入前に地盤が強いかどうかをチェックします。

さらに地震保険や火災保険に加入しておくのがベターです。

「不動産投資」では、物件の価値が下がるケースも考慮しましょう。

まとめ

「不動産投資」のメリット・デメリットをまとめました。

  • メリット①不労所得
  • メリット②収益を増やしやすい
  • メリット③税金対策
  • デメリット①入金は遅い
  • デメリット②住民次第
  • デメリット③物件の損壊

投資の中でも始めやすく、初心者向きと言われています。

「不動産投資」の基礎知識を得た上で、自分に合っているかどうか判断してみてください。